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    『放射線を知ろう!』 8/18勉強会講演内容 ど齋斬定ボランティア講演内容

    放射線勉強会内容 comments(0) trackbacks(0) ともそだち応援隊
    JUGEMテーマ:原発


    4回目は、私たち父兄の立場からお話ししてくださった河東田さんの講演内容です。


    測定を通じて(要約)

    市内の測定ボランティア 河東田 雅弘講師

     
     まず、私がなぜガイガーカウンターを買ったかお話しします。

     
     地震後は停電でしばらく情報がありませんでしたね。電気が来て私が最初にしたことは、パソコンをネットに繋いでUチューブの映像を見ることでした。そこでは福島の原発が爆発していたんです。同時につけたテレビでは、そんな報道は一切していませんでした。
    これはちょっとおかしいな、何か隠されているのではないか。それが最初の印象です。


     その後も、パソコン上では白煙を噴く原発、黒煙を噴き上げる原発の映像が見れるのに、テレビでは原発は大丈夫です、直ちに影響はありませんなんて言っています。マスコミの言うことは信じられないと感じ、いろいろ調べていきました。

     この時に役に立ったのが、Uチューブ、Uストリーム、ツイッターといった、いわゆるソーシャルメディアです。それらを活用しながら、どうやら危険だとわかってきたのが3月末です。そうして、放射線を測定できる物があるということがわかり、4月中旬、ガイガーカウンターを購入するに至りました。

     
     爆発から1か月後、今思えばそれでも遅かったぐらいですが、購入した一番の動機は子供を守りたいということでした。いくら安全と言われても、本当は危ないのでは?騙されたら大変だという思いからです。


     測った数値を自分のブログにアップしていく中で、今日講師をされている相澤先生と知り合い、この辺の保育園・幼稚園や、岩出山を測定して歩くことになりました。

    福島の線量が高い高いと言われていますが、ここ、大崎にも高い場所があるとわかり、ガイガーカウンターがあって良かったと感じました。


     なんだかんだと、今3台目のカウンターです。これがあるから安全・安心が手に入るわけではありませんが、予防するために事前にチェックすることができます。

    今わかってきたことは、子供を守るためには予防原則に従って行動しなければならないということです。私は、この数値まで安全、ここからが危険ということではなく、たとえ1ベクレルたりとも子供の口には入れたくありません。ここにいるお父さん、お母さんも、皆同じ思いだと思います。予防原則に従って行動するには、お父さんお母さんひとりひとりの行動が必要になってきます。


     例えば、ガイガーで測定していたりすると、気にしすぎだ、やりすぎだと見られることがあります。特に4、5、6月辺りはそんな雰囲気が多々がありました。しかし、自分の子供を守りたい気持ちは皆同じだと思います。だから、放射線を危険だと言う人を神経質扱いしない空気を、皆で作っていくことが私たち親の役目ではないでしょうか。予防しようという動きを妨げない空気を作っていければいいと思います。


     食材についてはどうですか。いくら自分の家で汚染された地域の野菜を控えても、子供は必ず給食を食べています。給食については、ひとりひとりの声を集めて、お願いしていかないと変わらないと思います。


     皆が声をあげる空気を作るためにも、今日のこういう会を開催したのだと思いますので、皆で協力して乗り越えて行ければと思います。
                                        以上


    講師をされた河東田さんの測定活動を記録しているブログは、
    『パパママ目線で放射線を考えてみないかい。(in古川)』
    http://papamamamesen.jugem.jp/
    からリンクできます。参考にしてください。 

     『放射線を知ろう!』 8/18勉強会内容 除染活動について

    放射線勉強会内容 comments(0) trackbacks(0) ともそだち応援隊
    JUGEMテーマ:原発


    第3回は東京在住の除染ボランティア、大田さんのお話です。
    当日は除染時の服装も実際に見せていただきました。家族だけでなく、広くまわりに気持ちを持っていくこと、頼らずに自分から動く大切さについても話していただきました。


                除染活動について(要約)

              除染ボランティア 大田廣 講師




     放射能の専門家ではないのに、なぜ除染活動をしているのか。

    私は東京に住んでいます。原発事故当初は新幹線に乗って大阪へ逃げようかと思っていました。しかし、原発からはどう考えても逃げられるものではないと考え、それならばできることをしてみようと思いました。

    東電が悪い!国が悪い!自治体がなんとかしろ!おまえがやれと言ってみたり、放射線量だけ測定して何もしないでほっておいたり、そんな事では何も始まらないわけです。

     ペットボトルの水が床にこぼれたら誰だってすぐ拭き取ります。ですが、今回問題になっているものは水と違うので、どうしていいかわからずそのまま。でもこぼしたままでは危険なわけです。

    いろいろ意見はありますが、私が思ったのは、危ないものがあるなら自分たちで綺麗にしようということでした。ただ、福島に住んでいない私が、東京から勝手に行って始めるわけにもいかないので様子を見ていました。そして、5月辺りから福島・郡山に自分たちで綺麗にしようと言う人達が出てきたので、それを手伝うことを始めたのです。

     

     白い目で見られました。

    人々がもう安全だ、元のように生活していこうと言っているそばで、マスク、手袋、目を守るゴーグル、作業着という完全装備で除染するわけです。

    まるでここが危ないと言われているようで迷惑だ、困る!というのですね。しかし実際に危ないものはある。だから自分たちで取り除いていきましょうというのが我々の理屈です。

     

     皆さんは大崎にいて、0.2マイクロシーベルトくらいで危ないと思われるでしょうが、福島では普通に2〜3マイクロシーベルトあります。ここの10倍から20倍の線量で避難できずにいます。

    避難区域に指定されなければお金がでません。はたから見れば、そんな事言わずに逃げるべきだと思うでしょうが、それは現場にいない人の考えです。今の仕事、生活すべてを捨てて移るなんてできないですね。できないことより、今できる除染を皆でしようという考えで我々は動いています。

     

     しかし、除染活動はどこにおいてもあまり進んでいません。どこの地域でも、なかなか自分たちでやろうとはしません。

     

     これは私の推測です。人間が何かしようとする時の動機って何でしょうか?

    『強制』ってありますよね。宿題しなさいとか、受験勉強しなさいとか。

    強制は生き死にに関わることや、金銭が絡むことで出てきます。除染活動においても、その強制が出てくることがあります。しかし、強制されると、こんな声が出ます。「東電がやるべきなのに何で自分が。」「公費を使ってやればいいのに、なんで自分が。」

    強制で必ず出てくるのは、この、不公平感なんです。では、ただで強制させないで、日当を出したらどうなるでしょうか?

    郡山で実際に公費で日当を出して除染活動を行ったことがありました。そこで出た声は「たったこれだけ(しかもらえないの)?」もらった手当分の仕事だけするようになってしまうんです。

     

     我々はこの考えでは動きません。強制やお金がからむと、とたんに不公平感が出るんです。何もなくても、自発的に活動する。やらされてできるものではないのに、ボランティア活動だと、不平不満なく、取り組めるものなんです。

    一銭の特にもならないことを進んでやる、どちらかというとバカ』です。しかし、これがボランティア活動の一番のキーワードであり、一番の褒め言葉になります。報酬のためではなく、自分自身の良心・好奇心に従って動いています。

     

     もし、皆さんが、この大崎も心配だという気持ちがあるなら、市にやってもらおうとか、町内会全体で皆が参加してやろうなどというのではなく、もちろん気持ちはわかりますが、自分が自分の良心に従って率先して動くということを考えて欲しいと思います。

     

     飯館村に行ってみたら4マイクロシーベルトありました。これは飯館村では普通の状態です。しかし、少し離れた大崎では、0.2だって心配になるわけですよね。

    皆さんにやって欲しくないことは、自分の地域は線量が高くないから大丈夫、と、実際に4マイクロで生活している人達がいることを忘れてしまうことです。

    自分と家族が安全ならいいと、そこで終わらせず、深刻な地域に住む人々を心配し、何かできないかと思う気持ちを持つことです。それができれば、これから先の大崎市での活動に方向性が見えてくるのではないかと思います。
                                        以上

    大田さんのサイト
    災害ボランティア通信
    http://minatosaigainet.web.fc2.com/index.htm

    『放射線を知ろう!』 8/18勉強会内容 大崎の科学寅 相澤先生の講演

    放射線勉強会内容 comments(2) trackbacks(0) ともそだち応援隊
    JUGEMテーマ:原発


    第2回は相澤先生です。放射線に対するスタンスについてお話くださいました。

    相澤先生講演内容(要約)

    「はてなランド」の科学寅 相澤正宏講師

     


     岩出山の牧草からセシウムが出て、古川の幼稚園・保育園に外遊び自粛令が出た頃、古川の保育施設を測定して回ったところ、だいたいの所で放射線量が室内0.08マイクロシーベルト、外で0.15マイクロシーベルトくらいでした。

    政府は年間100ミリシーベルトまでは安全と言っていましたが、元々の基準は年間1ミリシーベルトまで。それは1時間あたり0.1マイクロシーベルトということです。


     最後に岩出山の幼稚園で測定したところ、驚いたことに中庭で10マイクロシーベルトを超える値が出ました。子供たちが普段遊んでいる園庭でも2.03.0マイクロシーベルトを超える値が出ました。福島と変わりません。


     対策が必要と感じ、役所に申し出ました。子育て支援課では技術が無く対応ができないとの回答。防災課でも、測定器がない、仮に測定できたとして、高い値が出たとしても対応策がわからない、土をよけたとして、その土をどこへもっていったらよいかわからない等、できない理由を聞く結果となり対応してもらえませんでした。

    そうこうしている間も子供たちは毎日高線量の危険にさらされています。対応はするべきなんです。


     そこでわかったことは、行政は公平の原則で動いているので、「絶対だめだ」という確証があって初めて動ける組織だったということです。100ミリシーベルトまで大丈夫といわれている中で、岩出山のいわゆる「あぶないかもしれない」程度の放射線量では確証がなくて身動きがとれないのです。


     しかし、放射能に関しては、万が一何かあってからでは取り返しがつきません。「〜かもしれない」で動けない行政の体質は簡単には変わりません。私たち市民が動くしかないのです。

     

     放射線についていろんな見解がありますが、上は、放射線が人に及ぼす影響の考え方の違いをわかりやすく書いた図です。

     


       
    ICRP(国際放射線防護委員会)は、100ミリを超えたところから、放射線量に比例して体に悪影響が出るのは確実とし、100ミリ以下の被曝では症例がないためわからないが100ミリ以下にも直線を延長し、放射線量と体への悪影響は100ミリ以下でも比例しているだろうとの見方をしています。実際にはデータはあるのですが、想定している直線上からかけ離れた高いところに数値があるため(低線量における悪影響のデータが想定外に高いところにある)、それは別の原因で起きているのだろうと切り捨てています。


       
    日本政府は、年100ミリ以下の被曝では体に影響がないとし、100ミリを超えたところから悪影響が出るとする考え方。100ミリ以下は大丈夫とする「しきい値あり」の立場です。学者の中には低線量は体にかえっていいという人までいます。


       
    ECRR(欧州放射線リスク委員会)は、100ミリ以下の被曝でのデータは存在している(ICRPが切り捨てたデータを拾っている)とし、そのデータに基づいて引いた線は、放射線量に対し2次曲線を描いています。低線量から体への悪影響が大きく、ICRPとの計算の違いは250倍もあるといわれます。

     
     
    この違いは内部被曝を見るかどうかにあります。万が一、何か起こってからでは取り返しがつかない放射線の問題については、事が起こってから後悔しても間に合いません。私たちは低線量なら大丈夫という立場より、低線量で実際に白血病が増えているというデータを持っているECRRに目を向け、注意をしていく必要があるのではないでしょうか。

     


    ・・・・日清戦争では、弾に当たって死ぬ人より、脚気で死ぬ人が多かったのです。脚気はビタミン不足が原因です。現地の軍医は玄米を食べている現地の部隊が元気なのを見て、日本に玄米を送ってくれと何度も申し入れていました。しかし、当時はまだビタミンが発見されておらず、また、ドイツ医学を学んでいた当時の東大をはじめとする日本の権威ある医者達は、食べ物に原因があることを信じず、意地になって兵隊に白米を送り続けたのです。ドイツには脚気がなかったのです。

    その結果、多くの兵隊が脚気で命を失いました。



    ・・・・科学といえばガリレオが有名です。彼が望遠鏡を作って聡明な学者の集まりで望遠鏡を見せました。月にはクレータが見えました。学者たちは「これは失敗作だよ」と口ぐちに言いました。なぜなら、天体とは完全な球体だから、でこぼこがあるはずかないからだと。

     

    こういう歴史の積み重ねが科学なんです。日本においても、権威のある、例えば東大の学者たちが反対したことを、下の人達がくつ返すという、革命の歴史をたどりました。今回の放射線は誰もわからないと言っている問題であり、まさに科学されている最中にあります。ある意味、私たちはモルモットにされているとも言えます。それでも、私たちはここで生きていかなくてはなりません。自分自身で科学して、判断しながら進んでいくしかありません。

                                        以上


    講師をされた相澤先生のブログは、
    『パパママ目線で放射線を考えてみないかい。(in古川)』
    http://papamamamesen.jugem.jp/
    からリンクできます。参考にしてください。 

    『放射線を知ろう!』 8/18勉強会内容 (射能、イロハのイ

    放射線勉強会内容 comments(0) trackbacks(0) ともそだち応援隊
    JUGEMテーマ:原発
    8/19に行われた勉強会の内容を数回に分けて載せていきます。
    1回目は、物理教師、坂本信毅講師による放射線の基本についての講演です。実際には30分ほどの内容ですが、抜粋して載せています。ご了承ください。

     

    放射能、イロハのイ


    元古川高校物理教師 坂元信毅先生(一部抜粋して要約)


     


     何事も基本を知るとわかる事が多くあります。基本のお話をしたいと思います。

    私たちの身の周りのものはすべてが元素からできています。昔は2〜3しか知られていませんでしたが、今では100くらい知られています。

     

    元素を軽い順に並べたものが元素周期表です。元素は原子からできています。原子は原子核と電子でできています。例えば表のいちばん左上にある水素は単純で、原子核に+の電気をもった陽子がたった1個あり、その周りをーの電気をもった電子1個が、引きずり込まれないように原子核から一定の距離を保ってぐるぐる回って、電気的にバランスをとっています。陽子と電子でプラスマイナス0になるようになっています。

     

    では表の右上のヘリウムはどうなのか。原子核に陽子が2個あって、周りに電子が2個おり、電気的バランスを取っていると想像がつきます。しかし、重さを量ってみると、水素の2倍ではなく4倍ありました。電子はとても軽いので、重さの違いは原子核によるものと考えられます。電気的には+2対−2でバランスが取れているので、どうやらヘリウムの陽子は2個だが、原子核の中に、陽子と同じ重さのものが陽子の2倍(2個)入っているのではということになります。この謎のものは中性子といいます。同じ性質の電気ははじきあうので、陽子どうし(+と+)がはじかれないように中性子が間に入り、仲を取り持っているのです。このヘリウムのように、原子核に陽子と中性子をもつ構造が、水素(これがちょっと特殊なだけ)を除くすべての原子の基本となっています。

     


    怖いことですが今の科学では原子核にポーンとボールをぶつけて、もっと重い別の元素を作ることもできます。自然の元素は92番のウランまでです。

     

    さて、想像してください。ウランになると原子核に陽子が92個、原子核はギュウギュウです。いくら中性子が陽子どうしが反発するのを「まあまあ」と取り持ったとしても、手に負えません。原子核は+どうしがくっついていることができず、壊れていくことになります。

     

    このように、自然にある元素でも、元素の周期表83番以降の重い元素はすべて自然に崩壊していきます。この時に飛び出ていくのが、今話題にあがっているα線、β線、γ線、中性子線などの放射線と呼ばれているものです。このどれらもX線の1000倍以上のエネルギーを持つ非常に恐ろしいものです。放射能とは、放射線を出す能力のあるもの(放射性物質)を指す言葉になります。

     

    α線は、飛び出してきた原子核そのものです。だから+の電気をもった非常に重いものです。進む距離は短く0.2ミリぐらいですが、重量級選手で非常に威力があります。外から来るのであれば、服一枚で防げますが、もし体の中でα線を受けてしまったら、短い距離で強力に破壊し尽くして崩壊するわけですから、その影響は相当なものです。

    β線は、原子核内部(外を回っているーの電子ではなく、原子核が崩壊した時にある法則で出る)から出たーの電子で軽いものです。薄いものは突き抜けて、人体に届きます。

    γ線は、簡単に言うとX線のとても強力なものです。X線なので人体を通り抜けていきます。金属ぐらいなら貫通していく力を持っています。

     

    外から放射線を受ける害もありますが、体の内部からの害もあります。食物連鎖による生体濃縮が起こる可能性を、アメリカのコロンビア川でのデータがあるので見てください。非常に怖いことです

     


    最後に。

    電力会社はなかなか原発を止めません。100万kwの原発(女川1日当たり)で、1kw当たり20円として、1日いくら生み出すことになりますか?それを考えたら止めたくないはずですよね。

    以上

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